

より良い医療を受けるためには、医療者とのコミュニケーションが大切です。
分からないことを質問したり、自分の状況を伝えたりすることは、必要な医療を適切なタイミングで受けることにつながります。
このページでは、診察前・診察中・診察後に役立つ、医療者とのコミュニケーションのヒントを紹介します。
1. 診察の前に
「伝える」準備をしよう
正しい情報を伝えることは、安全な治療の第一歩です。
- ■ お薬手帳などを準備し、現在使っている薬をすべて伝えられるように準備する。
- ー病院で処方されている薬
- ー市販薬(例:痛み止め、胃薬、漢方薬、塗り薬、点鼻薬・点眼薬など)
- ービタミン剤
- ー健康食品やサプリメント(美容系のサプリメントなども含む)
- ■ 聞きたいことを事前に書き出す。
- ■ これまでの病歴を整理する。
2. 診察中
自分の状況を伝えよう・医療者に質問しよう
- ■ 自分の状況を正直に伝える。
- ー今の症状、これまでの健康状態、薬で困った経験
- ■ 遠慮せずに質問する。
- ー医師の説明に分からないことがあるとき
- ■ 不安や心配なことを伝える。
- ー医師の指示が守れるかどうか自信がないとき
- ■ 検査が必要と言われたら、以下のことを確認する。
- ー目的、方法、準備
- ーその結果で何が分かるのか
- ■ 薬を処方されるとき、以下にあてはまる状況が あれば伝える。
- ー妊娠中、授乳中
- ー薬の副作用やアレルギーが出たことがある
- ービタミン剤やサプリメントを飲んでいる
- ー他の病院で処方された薬がある
- ■ 次に自分は何をすればよいか聞く。
- ー病気や治療に関する説明書やパンフレット、動画やウェブサイトについて教えてもらう
3. 診察の後に
確認・相談しよう
- 症状が悪化した場合や、 指示どおりにできないことがあれば、 受診した医療機関に相談しましょう。
- 検査や専門医の受診が必要な場合は、早めに予約を取りましょう。
- 検査結果が分かった後や、すすめられた治療を実施した後に、次に何をすればよいかを確認しておきましょう。
4. 知っておきたい10の質問
安心して質の高い医療を受けるためには、自分のことをしっかり医療者に伝え、分からないことはきちんと聞くこと、そして医療者の答えに納得して治療を受けることが大切です。
まずは、 以下の質問から始めてみましょう
- この検査は、何のためにするのですか?
- 検査の結果は、いつ分かりますか?
- (聞きなれない薬のとき)その薬の名前を教えてもらえますか?
- この治療や薬に、副作用はありますか?
- 今飲んでいる他の薬と一緒に使っても大丈夫ですか?
- なぜ、私にはこの治療が必要なのですか?
- 治療の他の選択肢はありますか?
- この治療に伴うリスクには、どのようなものがありますか?
- 私の状態に合った専門的な病院はありますか?
- この処置や手術を、この病院ではこれまでどのくらい経験していますか?
安心して質の高い医療を受けるためには、自分のことをしっかり医療者に伝え、
分からないことはきちんと聞くこと、そして医療者の答えに納得して治療を受けることが大切です。
医療は、患者と医療者が一緒に取り組むチームプレーです。
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ここで紹介した内容は、米国医療研究・品質庁(AHRQ)「Questions are the Answer」を参照して作成しました。


